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筋トレってすばらしい!でも…

こんにちは。先ほどまでワールドカップ女子バレーを観てロシア選手の身長に驚愕しつつ日本をしっかり応援しておりましたATCのだびでです。

 

ラグビーワールドカップの開幕も来週?まで迫っている今日この頃、

オリンピックに向けて日本国内でもなんだかスポーツ界全体が盛り上がってきている感じ、私がトレーナーだから感じているわけではないかと思います。

 

このスポーツ選手の活躍を観戦して将来プロスポーツ選手を目指す子供たち、

必ず出てきますしそうあってほしいと僕は切に願っております。

 

さて今日の本題にいきなり入っていきますが、今回も筋トレに関連したお話となっております。

ただこれまでと違う点は筋力トレーニング、とりわけ高強度の筋力トレーニングのほんの少しネガティブ?なお話となります。

 

というのも今回私が見た資料によると、高強度トレーニングを行ったあとは技術の習得が難しくなるといった報告がされていたからです。

実験の内容としては30人の男性をそれぞれ高強度のトレーニングを行うグループとそうでないグループに分け、新しい動きをどれだけ正確に習得できるかを比べた形です。

 

先にも話しましたが高強度トレーニングを行ったグループはそうでないグループに比べて悪い結果がでており、新しい技術を習得する際は高強度のトレーニングを終えてから48時間~72時間はあけることが最終的におすすめされている形です。

 

もちろん筋肉痛で集中できなかっただとかいろいろな理由はありそうですが…

これは結構考えさせられる内容だなと個人的に思いました…

現代アスリートはもちろん競技にもよりますが、競技パフォーマンスを向上させるべく、高強度の負荷をかけてトレーニングを行っている選手がほとんどかと思われます。

そんな中、今回の様な報告を受け競技練習と高強度トレーニングのメニューをバランス良く組んでいくということの重要性を改めて考えさせられました。

 

もちろん以前から競技練習は選手のコンディションができるだけ良い状態のときに行っていくことがベストであると考えてはいましたし、そもそも選手には成功体験というものが必要だと思うので、コンディションが悪いときに練習で失敗体験を積ませるのはあらゆる面から考えてもよくないという考えもありました。

勉強だって詰め込みすぎは良くないとは言ってもぶっ飛んだ天才でもない限り、

量をこなさなければ話にもならないわけで…トレーニングも一緒です。

 

しかしだからと言って効率を度外視して高強度のトレーニングと競技の練習を同時に行っていってしまうような人間が多いようだと、日本のスポーツ界の未来は明るくないのかなと僕は思います。そうでなくとも日本のスポーツ界では根性論がはびこり有望な選手が何人の消えていっているわけですからね…

 

近年日本のスポーツを取り巻く環境は現在着実に変わってきています。

というのもしっかりとした教育うけ、科学的根拠に基づいた指導ができる

コーチやトレーナーが増えているからです。

もちろん個人の経験に基づいた指導法が間違っているとはいいません。

しかしそれだけではもはや世界で勝てる人間を育成していくのは、難しいでしょう…

 

今日のまとめとしては…

 

日本の古くからの根性論を前面に押し出したコーチング論はこの令和の時代には不要!

レーニングの後はしっかり休息をとり競技練習はコンディションを整えて臨むべし!

後これを書いている間に日本が敗北してしまったようなので…

次戦に向けしっかり休息をとるべし!

 

以上