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そのサプリ…本当に必要ですか?

こんにちはATCのだびでです。

 

今日はタイトルにあるように少しだけサプリメントのお話をしようと思います。

まずこの写真をご覧ください。

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これは私が通っていた大学のジムにクリスマスシーズン飾られていたツリーでございます。見ての通りありとあらゆるサプリメントで装飾されております。

 

もちろんここは多くの学生が通うジム施設の中ですからこういった装飾は非常にユーモアにあふれていて僕もこの飾りつけはすごく気に入っていました。写真に撮って残しているくらいですからね(笑)

これを見たトレーニーの方!今年のクリスマスに向けて空になったサプリメントの容器を取っておくのも悪くないと思いますよ!

 

しかしつくづく思いますが、サプリメントとは本当に便利なものです。

普段の生活で足りていない栄養素を一粒のカプセルだったりタブレットを飲み込めば補給できたりするんですから。

だけどこんなに便利なものだからこそ、上手に付き合っていかないと最終的にはあなたの体を蝕んでいってしまう可能性もあるということを、同時に理解しておいてほしいです。

ATCという立場から

ATCというのはアスリートのパフォーマンスをブーストさせる様な役割を担っているわけではなく、あくまで他の医療従事者と連携して彼らのリハビリを行ったりフィールド上での安全管理などを行っていくポジションなので栄養面でいえばアドバイスをする程度です。

なので私のATCという立場、これはサプリメントを肯定も否定もすることはなくニュートラルなポジションです。

なので時には選手にサプリメントのお話をさせていただくこともあります。

 

ただそれは【サプリメント】があくまで普段の食事で賄えなかった栄養素を補助するといった役割に徹している場合に限ります。

 

基本的には全ての栄養素はナチュラルフードから取ってほしいのです。

それは肉からであったり野菜・果物からであったり穀物からであったりと様々です。

なのでアスリートには食事に際はできるだけミールプレートが色鮮やかに、レインボーになるよう心がけてくださいと指導します。

 

しかしながらアスリートとして生活しているとやはりナチュラルフードから摂取するだけの量では少し足らない栄養素が出てきます。

例えば男女のアスリート共通してあげられるのがプロテインであり、これは激しいトレーニング行っているとしばしば足らなくなる栄養素です。他には女性アスリートに限定すると生理の影響で鉄分が足りなくなったりすることも起こってきたりと…挙げだすと意外と出てきたりします。

 

私が言いたいのはこのような時に始めてサプリメントというものに頼るべきであり、アスリートは普段からサプリメントありきの食生活を行うべきではないということです。

 

またカフェインの様にドーピングで規制されてはいませんがアスリートのパフォーマンスを上げることが数多くの調査で報告されている物も軽い気持ちで摂取することは注意が必要です。

 

まず利尿作用があり夏場などは脱水を引き起こす恐れが少なからず上昇します、またカフェインに対する耐性がつくため、結局効果を実感するようにするには少しづつ摂取量を増やしていかなければならず、これも体に少なからず負担をかけます。

 

なので安易にカフェインなど、パフォーマンスをブーストするようなサプリメントを常時摂取することも避けるべきかと思います。

 

最後に

繰り返し言うようですが、サプリメントは上手に摂取していけばアスリートだけでなく私が日常をより豊かに、そして健康に過ごしていくためにとても役立つものだと思います。

 

ですが頼り切ってしまうとかえって体の調子が崩れるきっかけや原因にもなりますのでナチュラルフードとのバランスを取りながら上手く付き合っていってほしいと思います。

 

それでは皆様、良いアスリートライフを!!