◯◯◯◯◯ダメ!ぜったい!
こんにちはATCのだびでです。
突然ですが皆さんドーピングってご存知ですか?
たまにスポーツ選手のドーピングがニュースになったりすることもあるので聞いたこともないって人はさすがにいないとは思いますが…
まあ一般的なイメージだと飲んだら筋肉モリモリになっちゃうお薬みたいな感じだと思います。
こんな風に↓
もちろんこのイメージは完全に間違っているわけではありませんが、飲んだだけですぐこんなにモリモリにはなりません。
ドーピングの王様ステロイド
この筋肉をモリモリにする代表的なお薬がステロイドですが、これはトレーニングの効率を極限まで上げてしまうといったものでして飲んだ後に何もしなければパフォーマンスの向上に関してそこまでの効果は発揮しません。
むしろ飲んだ後に何もしなければ副作用に苦しむだけといった形となります。
代表的なステロイドの副作用は男性であれば以下の通りです。
- 抜け毛
- ED
- 高血圧
- 乳首肥大
女性だと声が低くなったり体毛が濃くなったりと男性ホルモンの影響で体が男性に寄っていく形です。
このお薬はアメリカではもう中・高校生までもが簡単に手に入ってしまうほど世に出回ってしまっており、大麻の流通とならんで立派な社会問題となっております。
私の通っていた大学内にあるジムの中にももちろん使用者はたくさんおりまして、シャワー室に注射器が落ちていたこともございました…
とまあ、ドーピングといえばステロイドがまずは一番初めに来るくらいメジャーなものですが、世の中にはもっとたくさんのドーピングがあります。
血液ドーピング
もう名前からしてちょっと恐ろしい感じで、血の苦手な僕は少し気持ち悪くなりながらいま文字を打っております…
これは陸上の長距離ランナーなどが主に行う高地トレーニングってのがありまして、これをやると体内の酸素を運ぶのにとても重要な細胞である赤血球・ヘモグロビンの量を増やすことができるのです。
なぜならば高地は酸素が薄いので体は取り込んだ空気から酸素をより効率よく摂取する必要が出てきます。そのため高地にいる間は体が一時的に赤血球・ヘモグロビンの量を増やすのです。
その増えた状態で高地から戻ってくれば酸素を効率よく取り込めるようになった体は界王星から戻ってきた悟空のごとく下界の濃い酸素の中では、疲れをしらず走り続けることができるようになっているというわけです。
ですが問題がありまして体はすぐに酸素が濃いことを察知して血中の赤血球・ヘモグロビンを元に戻してしまうのです。
これを何とかしようとして考え出されたのが血液ドーピングでして、仕組みは単純でして高地で一時的に赤血球・ヘモグロビンの多くなった血液を体から抜いて保存しておき試合の前などにそれを体のなあに輸血してパフォーマンスを上げるといったものです。
そうすれば体の血液の量はもちろんのこと、血中の赤血球・ヘモグロビンの濃度も上がりますから高地トレーニング直後のようなパフォーマンスを作り出せるのです。
その他
その他にも体のパフォーマンスを上げるという意味では少し違うかもしれませんが、血圧をさげる薬物なんかもドーピングとして使用されたりもします。
血液の流れによって腕が多少動くのですがその少しの動きでさえ射撃などの競技では致命的になってしまうとのことです。
そのためそれを少しでもこの体の揺れを抑えるために血圧をコントロール(下げる)薬が使用されているようです。
まとめ
本当に世の中には色々なものがありますね。
もちろんアスリートがドーピングに手を出してしまう気持ちは十分に理解できます。
それほどまでに結果をだすことが厳しい世界なのです。
ですがスポーツはやはりクリーンでないといけないといけません。
子供のころから憧れていたあの選手がある日突然ドーピングが発覚したことによって犯罪者のような扱いを受けテレビで連日報道されてしまったり…
そんなことが起きたら純粋な子供の夢はどうなってしまうのでしょうか…
来年のオリンピックであのスター選手にドーピングの使用が発覚!!
みたいな悲しいニュースが世間をにぎわせないことを切に願っております。
皆さんもドーピングはダメ!絶対!
それでは良いアスリートライフを!!